2026年度入試結果と
出題問題
2026(令和8)年度 神山まるごと高専の入試結果と出題問題です。
基本データ
志願倍率と実質倍率
- 2023
- 2024
- 2025
- 2026
- 合格者
- 44名
- 43名
- 44名
- 44名
- 志願者数
(併願含む) - 399名
- 458名
- 413名
- 491名
- 志願倍率
- 約9.1倍
- 約10.6倍
- 約9.4倍
- 約11.1倍
- 実受験者数
- 277名
- 241名
- 201名
- 219名
- 実質倍率
- 約6.3倍
- 約5.6倍
- 約4.6倍
- 約5倍
※倍率は小数点第2位を四捨五入
入試の方針
本校の入試は、アドミッションポリシーに掲げる5つの力を軸に、受験生の志向性や個性を多面的に把握し、総合的な観点から本校とのマッチングを判断します。
各方式の方針
3つの方式を用意し、一部を除き共通の試験内容としながら、異なる採点方法を採用することで多様な個性を評価します。
A方式- 各評価項目の総合点でマッチ度をはかる方式です。A方式とB方式は同時に行われ、併願が可能です。
B方式- モノをつくる力を中心に各項目を評価し、マッチ度をはかります。本年度は、アドミッションポリシーとの一定のマッチングが確認できれば、モノづくりにおける秀でた才能や実績を重点的に評価できるようにしました。
C方式- 学習力に重きを置いてマッチ度をはかります。本年度は、高い学習意欲を持つ層をより広く受け入れるために、募集枠を拡大しました。また、今年度よりC方式からの新規受験を可能としたことで、入試直前に本校を検討した方でも挑戦しやすい環境を整えています。なお、A/B方式の一次試験合格者は、C方式の一次試験が免除されます。
- 未来を描く意志と自律的な学習姿勢の重視
- 全寮制の高等教育機関である本校では、自ら学びを形にする主体性が欠かせません。そのため、今年度からは志望理由書や面接を通じて、入学後や卒業後のキャリアをどのように描いているか、それが本校で学ぶ動機として確かなものか、現時点での考えをより深く確認するプロセスを強化しました。
マッチングの判断方法
- 志望理由書
- 調査書
- 推薦書
- 課題レポート
- 学習プロセス
- 学力試験
- 個別課題
- 適性検査
- ワークショップ
- 面接
今年度のアップデート情報
- B方式はモノづくり力に特化し、突出した力を持つ方の可能性に光をあてる評価基準としました。
- C方式は募集定員を増枠し、高い学習意欲を持つ方がより挑戦しやすい環境を整えました。
- C方式のみでの新規受験を可能にし、部活動等を経て入試直前に本校を志望した方への門戸を広げました。
出願書類・入試科目の内容と
入試における意図
入試スケジュール
2026年度入試スケジュールは入試要項P06-07をご覧ください。
志願理由書
A/B/C方式 一次試験志望理由書は、本校の学びの特徴である「授業」「課外活動」「寮生活」の3要素を動画などを通じて理解したもらったうえで、なぜ神山まるごと高専で学びたいのかの理由を明確に記述することを求める内容です。
特に興味を持っている理由だけでなく、入学後の過ごし方まで具体的に記述頂くことで、本校での学びをどのように捉えているか(=本校の理解)、そこでどんな未来を目指し、どのような成長をするのか(=あなたの意志)を具体的に表現してもらう内容になっています。
課題レポート
A/B/C方式 一次試験本学の課題レポートは、出願締切の1~2か月前に公開され、出願書類とともに提出いただく形式です。 A方式入試は動画課題と自由表現課題の計2種、B方式入試はA方式と同様の動画課題1種、C方式入試では、A/B方式と内容の異なる動画課題と小論文課題の計2種を課しています。各課題は公開された「評価する観点」に沿って評価しており、アドミッションポリシーとのマッチ度をはかることを目的としています。各課題の詳細については、下記のリンク先をご覧ください。
推薦書
B方式 一次試験本校の推薦書は、被推薦者が下記のいずれかの分野において「モノをつくる力」に秀でていると考えられる根拠を、具体的な活動や実績に基づいて記載いただく内容です。
- デジタル制作:プログラミング/イラスト・CG制作/音楽づくり など
- 電気・機械制作:電子工作/マイコン制御/ロボット開発 など
- クラフト・造形制作:木工/金属加工/手芸・模型づくり など
- アート・デザイン制作:絵画・映像/DTP・Webデザイン/ファッション制作 など
本校の推薦書における特徴の1つ目は、推薦者を学校関係者に限らないとしていることにあります。学校での活動以外にも中学生の活動の場所は広がってきていると考え、先生が把握しにくい様々な課外活動での活躍も記載できるようにしました。結果として、学校関係者と学校関係者以外の推薦者の割合は約1:1程度となりました。
2つ目の特徴は、本校の推薦では受験生本人が推薦者を選ぶこととしたため、推薦書は封をせずに本人に渡してもらうことになっていることです。受験生本人がいただいた推薦書を読んで、自分とアドミッションポリシーとのマッチ度が表現されているかどうかを判断し、本推薦書の参考資料として、制作したモノを紹介する資料をA4で3枚まで添付した上で提出することになります。 つまり、推薦者に依存せず、受験者自身が本校にマッチしていると思う理由を考え、その理由を表現できる推薦者を自分で選び、推薦書の内容を確認した上で、責任をもって出願することが、この推薦制度のもう1つの特徴です。
学力試験
A/B/C方式 一次試験数学(60分)
-
合格者平均点:
- A方式
- 29.0点/40点満点
- B方式
- 21.5点/30点満点
- C方式
- 26.1点/40点満点
必要な知識や理解の到達度の確認とともに、アドミッションポリシーとのマッチ度をはかることを目的に出題しました。
今年度は、過去3年の大問5題から4題に減らし、試験後半で問う「手元で試行錯誤」しながら「条件に合う解の範囲を狭めること」を経て結論にたどり着くための時間を確保したことが大きな変更点です。
当校の数学試験では正解にたどりつく力だけではなく、日常生活の中になにげなく存在する性質やアルゴリズムを題材として「初めて出会った問いに挑戦する力」を測っています。
生成AIがいかに高度化しても、原理・原則を理解したうえで人間が「適切な問い」を立てられなければ、その価値を十分に引き出すことはできません。
公開されている入試問題については、ぜひ生成AIに読み込ませ、単に解答を得ることに留まらず、AIとの対話を通じて、そこから派生する新たな問いや気づきを得る機会として活用してください。数学検定の活用による学習習慣と時間の創出
昨年度より導入した数学検定(数検)の優遇制度を継続しました。これは、基礎学力を早期に固める習慣を評価すると同時に、入試直前の貴重な時間を「正解のない問い」に向き合うために使ってほしいという意図があります。
実績と効果 昨年度の合格者のうち、数検優遇制度を利用した割合は22.7%に達しました。事前に基礎を固めることで、余裕を持って課題レポートや志望理由書の作成に注力できる環境を整えています。 国語(90分)
-
合格者平均点:
- A方式
- 19.4点/30点満点
- B方式
- 12.5点/20点満点
- C方式
- 21.2点/30点満点
アドミッションポリシーの「情報を適切に処理する思考力がある」とのマッチ度を図るために、語の係り受け関係や文の基本構造を把握する力、語の定義から論理的に推論する力、文章の内容を別の言葉で置き換えて説明したものを理解する力など、基礎的な言語能力を問う問題を多く出題しました。この力がコトを起こす力の基礎となる、新たな仕組みや価値を理解したり、創り出して言語化したりする力に繋がるものと考えています。
また、アドミッションポリシーの「多様な価値観を受け入れ、自分の意見を伝えられる」とのマッチ度を図るために、昨年同様、作文問題を出題しています。作文問題では、問いの条件を読み取り、踏まえた上で、相手に適切に伝える力を有しているかを問うています。この力が、情報から必要なものだけを取り出し、相互に伝えあい協働する力に繋がるものと考えています。
例年と同じく、IT分野や多様性・共生、コト起こしなどといったキーワードに日ごろから触れ、「どういうことなのか」「なぜそれが大切なのか」を考えるとともに、常に正確に理解することや他者に伝えることを意識している人であるかを問うことを意図しています。
ワークショップ選考
A/B/C方式 二次試験- A/B方式
- ビー玉をできるだけ長い時間をかけて移動させる装置をつくってください。
- C方式
- 「〇〇のための遊園地」の模型をチームでつくり、その魅力を5分間の人形劇形式で紹介してください。
本課題は、会場内に用意された材料を使い、合計3時間でグループでモノづくりに取り組んでいただく内容です。様々な制約条件の中で、受験生一人ひとりがどのようなアイデアを持ち、どのような行動を取りながら、作品を完成させていくのか。そのプロセスの中で、モノづくりへの興味・関心や経験の度合、正解のない課題への取り組み、他者との協働や自分とは違う考え方の受容、与えられた条件や材料を適切に処理する思考力、活動から学ぶ学習力など、アドミッションポリシーとのマッチ度を多面的・総合的にはかることを意図しています。
面接選考
A/B/C方式 二次試験A/B/C方式すべてにおいてグループ面接を実施しました。
面接では、面接までの各試験結果を踏まえつつ、神山まるごと高専が目指す人物像である「モノをつくる力で、コトを起こす人」や、アドミッションポリシーに対するマッチ度を総合的に確認しました。
あわせて受験生が本校を卒業したあとの将来的なキャリアをどのように捉え、学びをどのようにつなげようとしているか確認しました。
C方式 個別試験
C方式ではA/B方式の取り組みを振り返り、それぞれの課題を乗り越える「学習力」を重要な評価基準に設定しました。そのため、不合格通知と同時に個別のフィードバックをお伝えし、以下4つの課題のいずれか1つを指定し、個別に取り組んでいただきました。
- モノづくり動画
- これまであなたがしてきたモノづくりの自信作を一つ紹介しながら、あなたのモノづくり力を90秒以内の動画で自己PRしてください。
※ここで言うモノづくりとは
アイデアを実現した作品や成果物です。自身の頭の中を「カタチ」にした具体的な「モノ」を紹介してください。例えば、生徒会で新しい企画を実現させたというエピソードは「コト起こし」であり、新しい企画を実現させるために、手を動かして作品や成果物をつくった経験を「モノづくり」としてください。 - 自己成長動画
- あなたが神山まるごと高専に入学することで得たい成長はどのようなものですか? あなたが成長した先につくりたいモノや実現したいコトを紹介しながら、3分以内の動画で表現してください。
- 志望理由作文
- あなたが神山まるごと高専に入学することで得たい成長はどのようなものですか? 将来、あなたがつくりたいモノや実現したいコトを紹介しながら、1,000文字以内で表現してください。
- 再学力試験
- 2025年12月20日(土)に実施するC方式オンライン学力試験(数学:9:30~10:30、国語11:00~12:30)を受験してください。
受験生本人への得点開示
受験生の方には[本人の得点・合格者平均点・合格者最低点]を開示します。手数料は700円です。入試の情報開示を希望する方は開示請求期間内(2026年3月2日10:00〜3月13日17:00まで)に以下の手順に沿ってお申し込みください。
- 開示請求期間
- 3月2日(月)10:00〜3月13日(金)17:00
- 得点開示期間
- 4月1日(水)10:00〜4月30日(木)17:00
- STEP1
開示請求期間内にお申し込み本人以外の開示請求は認められません
- STEP2
必要情報を記入し
手数料を入金する- STEP3
公開期間になるとマイページにて
成績情報を開示します
入試に関する
お問い合わせ
- 神山まるごと高専
アドミッションオフィス - メールアドレス:
admission@kamiyama.ac.jp
電話:050-1780-2844
(対応可能時間:平日9:00~17:00)




