リーダーズ
Leaders学校は
人間の未来を
変えられる。
多様な
経験と専門性、
それぞれの
想いと野心、
持てる全てを
出し合い
この壮大な
仮説の実証を
牽引する。
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ここから 神山まるごと高専の 第二章が始まる。
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今は 立て直しではなく グロース。
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学生の未来を 近くで見てみたい。
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世の中が 変わっちゃうくらいの 学校をつくりたい。
この学校なら、きっとできる。
- PROFILE
- 経済産業省でエネルギー・環境、ヘルスケア、ITなどの分野で政策立案に取り組んだのちに同省を退職。母校である私立中高一貫校で校長補佐・教員として約7年間務める。慶應義塾大学特任講師等を経て、2022年7月より民間人採用として経済産業省に戻り教育産業室長として教育改革に取り組む。また、現在も慶應義塾の博士課程に在籍し教育データを活用した研究を行っている。
大学時代からアウトドア活動を楽しみ、国内外での登山経験のほか、カナダ・ユーコン川をカヤックで2週間単独で下った経験も持つ。 -
校長
五十棲 浩二
想いをみる - PROFILE
- 1993年起業家型のリーダー育成を通じて社会のイノベーションに貢献するNPO法人ETIC.を友人と共に創業。創業当時より、理事兼事務局長として、マネジメントサイクル全般、主に人事、組織作りなどに従事。また、ビジネススタートアップに限らず、学生起業家、NPO起業家、ローカルビジネスの起業家など多様な起業家の創業期を支援伴走する。2021年の自主経営フラット組織への体制変更にともない、シニアコーディネーターとして社内外の挑戦が育まれる土壌づくりに取り組む。2024年神山まるごと高専に出向。趣味はダンスと推し活。
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副校長
起業家精神教育担当鈴木 敦子
想いをみる - PROFILE
- 大学卒業後、三井物産株式会社に入社。米国・シリコンバレーでベンチャー企業の日本向けビジネス展開支援を行い、帰国後は子会社の経営管理などに従事する。2007年にSansan株式会社を創業し、営業DXサービス「Sansan」をはじめとした「働き方を変えるDXサービス」を提供。2021年、東証一部(現東証プライム)上場。ビジネスでは届かない社会課題にも自らのリソースを使いたいと考えて、2017年より学校づくりを始める。2023年に私立高専「神山まるごと高等専門学校」を開校させ、理事長として学校経営を行う。
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理事長
寺田 親弘
想いをみる - PROFILE
- 東京都生まれ。東京大学教育学部を卒業後、人材教育会社に入社。マーケティング、人事、経営企画などを担当した後、2017年に子会社として人事コンサルティング会社を起業。自社の経営を行いながら、コンサルタントとしても活動し、企業や地方自治体の人づくり・組織づくりプロジェクトを多数推進する。2021年より神山まるごと高専の立ち上げに参画。学校教育に新風を吹かせるべく、経営メンバーとして学校づくりに邁進中。
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事務局長
松坂 孝紀
想いをみる - PROFILE
- 1999年より、本校のスカラーシップパートナーの1つ、デロイトトーマツコンサルティングに勤務し、25年に渡り一貫してコンサルティング業界に従事。
2006年〜2011年ドイツ駐在、2012年より自動車業界向けコンサルティング、2020年より自治体・民間企業向けにモビリティー・スマートシティ・ブロックチェーンなどの新規事業開発コンサルティングを担当。2022年、同ファームのChief Transformation Officer(構造改革担当役員)に就任。2024年4月に転職し、現職として神山町に移住。 -
寮・パートナーディレクター
田中 義崇
想いをみる - PROFILE
- 1994年埼玉県生まれ。早稲田大学を卒業後、株式会社電通ライブに入社。イベントを中心としたプロモーション施策の企画・制作業務を経て、2020年ドバイ国際博覧会日本館の展示・広報ディレクターに従事。展示の企画と制作、及び、コミュニケーション施策の企画と実施を担当。2022年8月より神山町に移住し、神山まるごと高専の学生募集に従事。2024年3月より現職。日本中の15歳の選択肢と可能性を拡げるために活動中。
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クリエイティブディレクター
村山 海優
想いをみる - PROFILE
- 1983年東京生まれ。2012年にウェディングブランド「CRAZY WEDDING」 を立ち上げ、2016年5月には毎日放送「情熱大陸」に出演。2020年3月27日にCRAZYを退任・独立。起業家が作る学校「神山まるごと高専」の創業メンバーとして無名の学校を社会に伝える役割を担う。開校後は、株式会社ECOMMITの取締役として環境問題に挑む。著書に「幸せをつくるシゴト」(講談社)
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理事
山川 咲
想いをみる - PROFILE
- 滋賀県出身。福井工業高等専門学校を卒業後、福井大学に編入。同大学院博士後期課程修了 博士(工学)。在学中に有限会社シャフトを創業。ZOZOTOWNの開発を引き受けたきっかけより2005年に株式会社ZOZOに入社し、システム部門と物流部門の担当取締役として従事。2020年より神山まるごと高専の学校づくりのプロジェクトに参加。学校長候補としてカリキュラム立案や文科省申請などを進める。2024年8月に校長を退任し、テクノロジー教育担当理事として関わる。
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理事
テクノロジー教育担当大蔵 峰樹
想いをみる - PROFILE
- 71年静岡県生まれ。早稲田大学卒業。NIKEのブランディングなどを手がけるW+K Tokyoを経て、2011年、クリエイティブとテクノロジーの力で未来の体験を社会にインストールするクリエイティブ集団「PARTY」を設立。現在、代表を務める。京都芸術大学情報デザイン学科教授。文化庁メディア芸術祭優秀賞、グッドデザイン賞金賞、カンヌライオンズ金賞など、250以上の国内外の広告・デザイン賞を受賞。2021年より、理事兼カリキュラムディレクターとして本プロジェクトに参画。
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理事
デザイン教育担当伊藤 直樹
想いをみる - PROFILE
- 創立99年の品川女子学院理事長。早稲田大学国語国文学専攻科、同大学院スポーツ科学研究科(部活で育つ非認知能力の研究)修了。国語教員、校長を経て現職。同校は学校改革により入学希望者数30倍に。起業マインドのある女性リーダーを育てることを目標に、社会と子供を繋ぐプラットフォームとしての学校を運営している。教育関連の著書多数。BS12「賢者の選択サクセッション(【第19回放送】品川女子学院の事業承継)」に出演。
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理事
漆 紫穂子
想いをみる - PROFILE
- 慶應義塾大学総合政策学部 教授。慶應義塾大学卒業後、米ニューヨーク市のコロンビア大学大学院でMPA、Ph.D.(教育経済学)を取得。日本銀行等を経て、2019年から現職。デジタル庁シニアエキスパート(デジタルエデュケーション担当)、東京財団政策研究所研究主幹、経済産業研究所ファカルティフェローを兼任。政府のデジタル行財政改革会議、規制改革推進会議等で有識者委員を務める。日本学術会議会員(第26期)。テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」コメンテーター(木曜隔週)。朝日新聞論壇委員。著書に発行部数30万部を突破した『「学力」の経済学』(ディスカバー21)、『「原因と結果」の経済学』(ダイヤモンド社、津川友介氏との共著)がある。
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理事
中室 牧子
想いをみる - PROFILE
- 1978年大阪生まれ。舞鶴高専在学中の1996年に18歳でさくらインターネットを起業。2005年に東証マザーズに上場し、現在はプライム市場。若手起業家やエンジニアの育成にも取り組んでおり、複数社の社外取締役やIPA未踏プロジェクトマネージャーも務め、エンジェル投資は50社超。また、ソフトウェア協会会長や日本データセンター協会理事長、関西経済同友会常任幹事、AI戦略会議構成員等として業界発展に尽力。2021年より、理事として本プロジェクトに参画。
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理事
田中 邦裕
想いをみる
学校の主人公はそこで学ぶ学生たち。 学生同士で刺激し合い、 自走して学んでいく コミュニティとなることが理想。
学校の主人公は そこで学ぶ学生たち。 学生同士で刺激し合い、 自走して学んでいくコミュニティ となることが理想。
校長五十棲 浩二
— なぜ学校に参戦したのですか?
日本の地方から、テクノロジーの力を活用してイノベーションを担う次世代を育てる高専。しかも企業からの支援を受けて学費は無償。そんな学校、これまで想像した人がいたでしょうか。「社会なんて変えられない」と考える人が多い日本社会の空気を変える可能性に満ちた学校であると直感し、ジョインしました。
また、経済産業省や学校での勤務、ビジネススクールへの留学、データサイエンスを活用した研究といった、これまで自分が越境しながら取り組んできたこと全てを活かすことができる、いわば集大成となるプロジェクトと感じたことも大きな要因です。
— どんな学校をつくりたいですか?
学校の主人公はそこで学ぶ学生たち。学生たちがともに学び合い・高め合うことで、大人のサポートが要らないくらいに学生同士で刺激し合い、自走して学んでいくコミュニティとなることが理想です。薪を組み種火をなげこんだうえで、学生同士で学び合う炎が立ち上がることを待つ。そんな環境を神山という町の中で創っていきたいです。
そして、学びを深める過程では「具体と抽象の往還」を意識すること。具体的なプロジェクトへの挑戦を通じて学生たちが体系化された知の学びの価値を体感する。そして抽象化された体系的な学びをプロジェクトに活かすことで、実践により一層深みと広がりが出てくる。そんな往還を意識して学びを深めていきたいと考えています。
学生もスタッフも 学校に関わる皆さんも、 自分のビジョンと 志を持ってほしい。
副校長 / 起業家精神教育担当鈴木 敦子
— なぜ学校に参戦したのですか?
誰もが持ちうる個人の中にある起業家精神が発露され、志をもって社会をよくしていくアクションが増え、それらが創発しあい課題が解決し続ける世の中にするというのが私のビジョンです。今までは起業支援、ソーシャルセクターという場でそれを実践してきましたが、学校というフィールドでそれを実践することで、教育の在り方がアップデートしていったらいいなと思い参画しました。
— どんな学校をつくりたいですか?
学生もスタッフも学校に関わる皆さんも、自分のビジョンと志を持ち欲しい未来をつくるためによく学び、挑戦をし、そして応援しあうような学校にしたいです。そしてテクノロジーやデザインのもつポテンシャルを十分に社会に活かせたらと思います。
シリコンバレーの ような場所を 日本でも作りたい。
シリコンバレーのような 場所を 日本でも作りたい。
理事長寺田 親弘
— なぜ学校に参戦したのですか?
僕は最初の1人ですが、Sansanを創業する前、前職時代にシリコンバレーに駐在した経験がありました。田舎からクリエイティブが生まれていく空気を肌で感じて、“シリコンバレーのような場所を日本でも作りたい”と思っていました。自分がやりたい社会貢献の形も、「人材作りだよな、教育だよな」という思いも高まり、2010年からSansanのサテライトオフィスを神山町に開設したご縁もあって、数年前から「神山町に高専を作ろう!」と、周りに言い始めました。
— どんな学校をつくりたいですか?
テクノロジーxデザインで、人間の未来を変える学校。この学校自体、シリコンバレーにおけるスタンフォードのような、社会に開いて、街に開いて、 企業や起業家が出入りするハブとなることをイメージしていて、要はエコシステムを作りたいんだと思います。徐々にできてきてると思うけど、 ここで知り合った人たちの横の繋がりも含めて、豊かな生態系になっていくことだと思うんですよね。だからそれに向けて、今回マネージメントチームが再始動する中で、任せるところは任せて、僕はその場作りにもっと目を向けて、時間を使って。 生きてるうちに見られるとは限らないですけど、100年後でも良いから、この生態系が本当に豊かなものなっていくのをイメージしながら色々手を打っていきたいなと思っています。
学校教育に 新たな可能性を 届けられる学校にしたい。
事務局長松坂 孝紀
— なぜ学校に参戦したのですか?
ずっと「教育」に課題意識を持ち、教育が変わるテコを探し続けビジネスの世界で教育に携わってきました。 元をたどれば学校の存在は無視できず、「いずれは学校に関わりたい」という気持ちがずっとありました。なかなか風向きの変わらない学校教育の世界。その中で「世の中が変わっちゃうくらいの学校をつくりたい」と思いました。
— どんな学校をつくりたいですか?
学校教育に新たな可能性を届けられる学校にしたい。民間から学校の世界に飛び込んで、これまでの常識ではなく、教育や学校経営の本質を見つめ、それを詰め込んだ学校をつくってきました。多くの共感と応援の声に、教育がアップデートされていく手ごたえを感じています。人口5000名の過疎の町から、日本の教育に一石を投じられたら。
企業との連携活動、 学生による 自治寮を通じて、 学校の今を表現し続けたい。
企業との連携活動、 学生による自治寮を通じて、 学校の今を表現し続けたい。
寮・パートナーディレクター田中 義崇
— なぜ学校に参戦したのですか?
きっかけは前職のデロイトです。理事長の寺田さんからご支援の依頼を受けた際、自分は前職のCSOとしてテーブルの逆側にいたわけですが、お付き合いしていく中で「本気で社会を変えようとしている大人がココにいる」と感じていたら、何故だかテーブルのこちら側に来ていました。教育の世界に関わったことはありませんが、自分のような人間が学校の中に入り込むことによって、企業と学校や地域との連携を少しでも加速させられたらという思いで参画を決めました。
この学校は多くの企業・個人の皆さまに支えられている学校ですが、関わる全ての大人の真剣な姿が人間の未来を変える次の世代を育てていると感じますし、企業が本気で学生や地域と向き合うことにより将来に大きな貢献が出来、更にそれは企業にとっても非常に大きな財産になると信じています。
— どんな学校をつくりたいですか?
学生と大人、学生と企業、企業と学校、企業と神山町など、様々なステークホルダー同士の関わり合いから、新しい何かが常に生まれ続けるような学校を目指していきたいと思っています。その1つの姿として、学生とご支援頂いている多くの企業さまによる連携活動、学生による自治寮を通じて、神山まるごと高専の今を表現し続けたいと思います。
学校こそ、 失敗も含め たくさんの原体験が 生まれる場所にしたい。
学校こそ、失敗も含め たくさんの原体験が 生まれる場所にしたい。
クリエイティブディレクター村山 海優
— なぜ学校に参戦したのですか?
当時のクリエイティブディレクター山川咲さんから移住を前提としたオファーをいただき、この学校をつくる人々が自らの言語で未来を語り現実にしようとする本気度に惹き込まれました。また、「子供たちの未来に繋がる原体験を作りたい」という想いでキャリアを歩んできた中で、自身の原体験は、どれも学校ではないところにあったことを思い返しました。それは、学校では失敗を体験しなかったから。「学校こそ、成功も失敗も、たくさんの原体験が生まれる場所にしたい」と思い参画を決めました。
— どんな学校をつくりたいですか?
変わり続ける学校。入試のシステムや校内の制度など、固定化しがちなものこそ、常に新しい仮説を考え検証を重ねていく組織でありたいです。アイディアの段階で容易に白黒つけるのではなく、できる方法を考え、小さくでもやってみる、学生もスタッフも、この学校にいる全ての人がフラットにそれができるカルチャーをつくりたいと考えています。
自分の意志を見つけ 育むことができる 学校をつくります。
理事山川 咲
— なぜ学校に参戦したのですか?
死ぬまでに学校を作りたいと思っていたものの、タイミング的には早いなと思いながら最初に寺田さんから話を聞いた時、「このメンバーでなら奇跡が起こせる。これを逃したらダメだ」と思えたからです。また、当時この学校の可能性が世の中に全然認知されておらず、これを学校作りのプロセスから世の中に開いていき、社会事にしたいと思えたからです。
— どんな学校をつくりたいですか?
「自分の意志を見つけ育むことができる」学校をつくります。CRAZYを創業した時から大事にしていた「意志をある人生をひとつでも多くこの世の中につくる」という気持ちは昔から微塵も変わりません。この学校はそれに繋がる場所だと思っています。子供に大人ができることを教える、のではなく大人が挑戦・成長をしてそれをみて子供が可能性を開いていく場。イコール、皆が理想に向かって挑み続ける学校にしたいです。
5万人の高専生に 影響を及ぼせるような、 未来の「高専」を 体現したい。
5万人の高専生に 影響を及ぼせるような、 未来の「高専」を体現したい。
理事 / テクノロジー教育担当大蔵 峰樹
— なぜ学校に参戦したのですか?
きっかけは危機感でしたね。参加前のカリキュラムのままでは「ものづくりができない、何者でもない学生」が生まれてしまうのではという感覚と、理事長寺田さんの熱意。そして高専卒業生として、約20年ぶりに新設される高専の初代校長として関わるのは、やりたくてもやれないチャンスだと思いました。高専の可能性には人一倍、確信がありましたからね。高専という名前だけを使った高専ではない学校ではなく、新しい「高専」を実現するために参加しました。
— どんな学校をつくりたいですか?
僕は、最初に校長を引き受けた理由でもあるんだけど、この学校に高専のカルチャーというのを、入れていく役割だと思っています。純血である必要はないのですけど。5万人の高専生に影響を及ぼせるような、未来の「高専」を体現したいと思います。
モノをつくる力で、 コトを起こす人が 世界を変えてくれると 本気で信じています。
理事 / デザイン教育担当伊藤 直樹
— なぜ学校に参戦したのですか?
この学校の目指す姿が、ぼくの考え方そのものでした。会社等で取り組んできたことでした。「この高専は、自分が理想としている“これから必要とされる人材”を育成できるのではないか”」とワクワクしたし、身震いしたのです。「モノをつくる力で、コトを起こす人」が世界を変えてくれると本気で信じています。これまでの経験から「カリキュラムをつくる立場だったらできるかも」と思い参画しました。
— どんな学校をつくりたいですか?
デザインとテクノロジーはまだまだ分断しています。この高専の最初の卒業生が出るのは2028年。その頃には、ひとりの人間が所有するIoTの数は飛躍的に増えているでしょう。CGが触れて、デザインもでき、電子回路がわかり、プログラミングできれば、試作品が作れる。おまけに投資家へのプレゼンまで上手だったら完璧ですね。
三位一体の教育は、この学校の真の価値になると信じています。
よりよい違いを創れるような 想いと力を備えた チェンジメーカーを 輩出するような学校にしたい。
理事漆 紫穂子
— なぜ学校に参戦したのですか?
日本の抱える最大の社会課題、「人口減少」に向かい、学校は一人一人の潜在能力を最大限に伸ばす環境が不可欠です。私がこれまで女性のアントレプレナーシップ教育を進める中で、テクノロジーの変化の激しい時代にコトを起こすには、モノをつくる力が必要と痛感しました。「モノをつくる力で、コトを起こす」という神山まるごと高専の育てたい人物像は、まさにこれからの日本に必要な人財!と、その理念に共感して、ジョインしました。
— どんな学校をつくりたいですか?
日本に世界に、よりよい違いを創れるような想いと力を備えたチェンジメーカーを輩出するような学校にしたい。
その中で、心身の成長期、親元を離れて共同生活をする学生たちには楽しみと同じくらい困難もあるでしょう。そんな日々を預かる学校には攻めと守りの両方が必要です。私のこれまでの経験を活かして学校運営をサポートしていきます。
学校を出たあとにやってくる 人生の本番で 役に立つ教育とは何かを、 問い続けたい。
学校を出たあとにやってくる 人生の本番で役に立つ 教育とは何かを、 問い続けたい。
理事中室 牧子
— なぜ学校に参戦したのですか?
教育の分野で新しいチャレンジをしている人たちの中に身を置いて、若い人たちのために貢献したかったから。
— どんな学校をつくりたいですか?
私たちは、学校を卒業して、社会に出ると急に「勉強だけできても役に立たない」と感じることが多くなります。実際に、就職活動で企業が重視することの上位3つは、学生の「コミュニケーション能力」、「主体性」、「チャレンジ精神」だそうです。私はこういうデータを見るたびに、私たちがいかに、成績や受験のような短期的な成果にばかり目を向け、長期的な成果を軽視してきたかと言うことに愕然とします。しかし、教育は、短期的な成果よりも長期的な成果の方がはるかに重要です。たとえば、社会に出てから華々しく活躍していれば、小学校の時の成績不振や中学受験の失敗など、過去の笑い話に過ぎなくなるからです。成績や受験といった「学校の中での成功」だけをゴールにはせず、学校を出たあとにやってくる人生の本番で役に立つ教育とか何かを、神山まるごと高専で問い続けたいと思っています。
学生たちの 「やりたいこと」を「できる」に 変えていけるような 学校をともに目指したい。
理事田中 邦裕
— なぜ学校に参戦したのですか?
寺田さんから『高専を作りたい』という強い思いを聞いた時、この新しい学校を『高専』にするために貢献したいと思ったのがきっかけでした。 当初は、初代校長だった大蔵さんをはじめ自分の高専人脈を紹介するだけでしたが、自分の高専学生だった経験と起業家としての経験を次の世代に伝えたいという思いが強まり、起業家講師としてだけでなく、理事としても関わることを決めました。 初めての学生を迎えた入学式の日、不覚にも大きな涙が溢れました。それは自分の15歳の時の不安と期待、そして高専のおかげである今の幸せを実感した事からです。 学生の皆さんにはこれからも波瀾万丈色々とあると思いますが、恩送りの思いを持って、学生の皆さんの未来が幸多からんことを願い、私もコミットしていきます。
— どんな学校をつくりたいですか?
テクノロジー人材を育成する高専という環境の優位性、そしてその学生の皆さんへの期待は年々高まっています。そしてプロトタイピングツールやクラウドファンディングなどを活用し、小さくとも社会に影響を与える製品やサービスを世に出していくことは、もはや特別なものではなくなりました。このような社会環境の変化にフィットした教育が高専にも今求められています。その具体例がアントレプレナーシップです。高専生の持つポテンシャルを考えると、起業を目指す学生がもっと増えていいはずです。先進的なカリキュラムによって、学生たちの「やりたいこと」を「できる」に変えていけるような学校をともに目指したいと思います。また、将来のために学生たちには「今」を楽しんで欲しいと思います。将来のことは誰にもわからないからこそ、高専生活を全力で楽しむことが全てだと思います。そのために私も共に「全力で楽しめる学校」づくりを追求していきたいと考えています。