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    〜企業連携により、実践的な学びを提供~
プレスリリース

神山まるごと高専が授業を共につくる、「プログラムパートナー」5社を公表
〜企業連携により、実践的な学びを提供~

私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、同校において正規カリキュラム内の授業を担当する民間企業「プログラムパートナー」を公開しました。

今回公開する「プログラムパートナー」は、株式会社FFRIセキュリティ、コクヨ株式会社、ソニーグループ株式会社、PARTY、株式会社フードハブ・プロジェクトの5社となります。それぞれの事業特性を活かした、実践的な学びを提供いただきます。

■プログラムパートナーの設置背景
2023年4月に開校する私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指しています。同校では、良質な教育を提供すべく、一般科目および専門科目を担当する21名の教職員を取り揃え、実践的なカリキュラムを提供します。また、現役起業家などが講師となり、2名1組で毎週神山町の校舎で授業を行うWednesday Nightを企画するなど、実社会で利用できる学びを提供します。

今回発表した、プログラムパートナーはさらに社会と隣接した学びを提供する枠組みです。実社会でビジネスを行っている5社の企業に協力を仰ぎ、各社に強みのある領域を本校の学生に授業していただきます。このプログラムパートナーが提供する授業は、正規のカリキュラムに組み込まれており、修了すると単位が出るものです。

プログラムパートナーが提供する授業も含む、授業一覧は以下をご参照ください。
https://kamiyama.ac.jp/guidance/syllabus/

■プログラムパートナー5社について
プログラムパートナーとして、授業を行う企業は次の5社(2022年12月19日時点 五十音順)です。それぞれに担当するカリキュラムを持っています。

・株式会社FFRIセキュリティ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下FFRI)
FFRIは、サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動およびサービスの提供を行なっている会社です。近年増加・複雑化の一途を辿るサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、その研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けています。主力製品となる「FFRI yarai」は官公庁を始め多数の導入実績を持っています。

神山まるごと高専では、セキュリティ領域の知見を活かし、5年生前期に授業「コンピュータセキリュティ」を担当します。

FFRI ウェブサイト: https://www.ffri.jp/

・コクヨ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:黒田英邦、以下コクヨ)
コクヨは、1905年創業の文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売から空間の設計・構築、働き方改革コンサルティングまでを手掛ける会社です。2021年2月に企業理念の刷新を含む「長期ビジョン CCC2030」策定を契機として、社会における役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と定め、「共感共創」を大切な価値観とし、多様な事業の集合体になることを目指すことを宣言しました。2022年5月、 パーパスを「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」と定め、マテリアリティも刷新することで、サステナブル経営の実現に向け新たな歩みを示し始め、積極的に社会課題の解決にも寄与する取組みをしています。本校とはファウンディングパートナーの関係でもあり、学校づくりにおいても支援をいただいています。

神山まるごと高専では、ものづくり長年向き合ってきた観点から、4年生後期に授業「循環型プロダクトワークショップ」を担当します。

コクヨ ウェブサイト: https://www.kokuyo.co.jp/

・ソニーグループ株式会社 クリエイティブセンター(センター長 石井 大輔、以下ソニークリエイティブセンター)
ソニーは、1961年にデザイン室(現:ソニークリエイティブセンター)を設立しました。「人のやらないこCron イベントとをやる」という同社のDNAのもと、幅広い事業領域において、ブランドやプロダクト、インターフェースを含め、多岐に渡るデザインを行っています。

これまでのさまざまな製品をデザインしてきたノウハウから、神山まるごと高専で、4年生後期の授業「プロダクトデザイン」を担当します。

ソニーグループ、クリエイティブセンター ウェブサイト: www.sony.com/ja/design

・PARTY(本社:東京都渋谷区、代表:伊藤直樹)
PARTYは、アイデア・デザイン・テック・ビジネスを越境し、未来の体験を社会実装するクリエイティブ集団として、成田空港第3ターミナルの空間デザインや、オフィスデザインなど、さまざまなクリエイティブを制作しています。代表である伊藤直樹は、本校におけるカリキュラムディレクターも務め、「モノをつくる力で、コトを起こす人」に必要なカリキュラム骨子をまとめました。

神山まるごと高専では、同社のクリエイティブ制作に秀でた知見をもとに、5年生前期に授業「ゲームエンジン」および「ジェネラティブデザイン」を担当します。

PARTYのウェブサイト: https://prty.jp/

・株式会社フードハブ・プロジェクト(本社:徳島県名西郡神山町、共同代表取締役 農業長:白桃 薫、共同代表取締役 支配人:真鍋 太一、以下フードハブ)
フードハブは、神山町役場、神山つなぐ公社、株式会社モノサスが共同で立ち上げた神山町の農業を次の世代につなぐための会社です。町外の人にも人気の地域の食材を使った食堂「かま屋」、「かまパン&ストア」の運営のほか、NPO法人 まちの食農教育の立ち上げを行い、食と農業に関する子どもたちへの教育も実践をしています。神山まるごと高専の学生に、提供される給食も担当をしており、日本一地産地食の給食を目指しています。

神山まるごと高専では、地域に根ざした食のつながりをもとに、5年生前期に授業「食育ワークショップ演習」を担当します。

フードハブのウェブサイト: http://foodhub.co.jp/

■神山まるごと高専のパートナー・サポーターについて
神山まるごと高専は、さまざまな民間企業の手によって、学校づくりおよび開校後の学びが設計されています。同校のパートナーやサポーターは次のとおりです。

・ファウンディングパートナー
同校の開校資金および開校後数年間の運転費用への寄付を実行した企業および個人のパートナーです。これまで、32社、26名より25億円の寄付をいただきました。その多くが企業版ふるさと納税を通して寄付されています。詳細は次のページをご参照ください。
https://kamiyama.ac.jp/information/partner/

・リソースサポーター
同校の学校づくりに必要な設備・物品等や、人的リソースを提供する企業サポーターです。開校後に学生が使用するシューズやマットレスといったものから、学校づくりに必要なデザイン・クリエイティブ人材、広報人材といった人的支援など広くサポートをいただいています。詳細は次のページをご参照ください。
https://kamiyama.ac.jp/information/partner/

・プログラムパートナー
今回発表した、正規カリキュラム内の授業担当・講師の提供をする企業パートナーです。それぞれの企業の強みを活かした科目を担当する予定です。

・スカラーシップパートナー
同校は、学費を実質無償にするために奨学金基金を構築しています。この奨学金基金への出資を実行した企業がスカラーシップパートナーです。2022年12月現在、8社が参加を表明しています。

奨学金基金の構想等、詳細は次のページをご参照ください。
https://kamiyama.ac.jp/guidance/tuition/

なお、本校は上記のパートナー・サポーター以外にも、さまざまな企業・個人の皆様に支えられ、学校づくりを進めております。

(以上)

■「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校する 5年制の私立高等専門学校です。 「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の 育成を目指します。

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