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プレスリリース

神山まるごと高専生、コクヨと小中高生向け「キャンパスノート」を共同開発。 ー 10代の視点で“学び”を再定義した2つのノート、2/4発売ー

私立高等専門学校 神山まるごと高等専門学校(以下、神山まるごと高専)は、本校のプログラムパートナーであるコクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田 英邦、以下「コクヨ」)との共創プロジェクトにより、新たな「キャンパスノート」2種を開発いたしました。本プロジェクトは、本校が掲げる「テクノロジー×デザイン×起業家精神」を社会の中で実践する課外授業として、2025年4月より約1年間かけて実施されたものです。学生11名が企画から販売までを主体的に担い、完成した商品は2026年2月4日(水)より一部店舗にて数量限定で発売されます。

■  共創プロジェクトの背景
現在、教育現場では受動的な知識習得から、自ら問いを立て解決策を探る探究学習やプロジェクトベースの教育への転換が進んでいます。神山まるごと高専は、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」を土台に、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指して2023年4月に開校しました。実践重視のカリキュラムの一環として、企業との連携によるリアルな学びの場の提供を重視しており、学生たちが社会と接点を持ち、自ら課題を見つけ解決していく力を育む教育を行っています。

こうした中、設立時の寄付(*1)や授業提供(*2)などを通じて本校の人材育成を支援いただいているコクヨとの連携により、授業以外の課外活動における学びの機会として、学生11名とキャンパスノートを製造するコクヨ工業滋賀の製造技術を活用した新商品開発プロジェクトを2025年4月より開始しました。本プロジェクトは、多様化する学習スタイルに寄り添う「まなびかた支援」をブランドコンセプトに掲げる<Campus>ブランドの新商品ノートを題材に、学生自身の「学びの悩み」を起点として、同世代の潜在的なニーズ(社会課題)を解決するため、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」を実践する機会となりました。

(*1)企業版ふるさと納税制度による1億円の寄付
(*2)4年生の授業を担当。初回実施は2026年度予定

■共創プロジェクト概要

本プロジェクトには、学年横断で選抜された学生11名が参加し、社会課題の解決と経済価値の両立をかなえるものづくりに挑戦しました。「テクノロジー×デザイン×起業家精神」という日々の授業で培ったスキルを総動員し、市場調査から顧客分析、コンセプト策定、デザイン検討、そして販売戦略の検討など、商品企画から販売まで約1年間かけて完遂しました。

【プロジェクトの制作進行過程】

▼徹底的なユーザー理解と商品開発
学生全員が、学生自身の原体験を起点に考えた商品企画をコクヨの皆さんへ発表しました。その中から2つの案に絞られ、2つのチームで開発を進めました。市場調査や店舗視察を実施しユーザーの理解を深め、体験までイメージしたノートを開発しました。

▼製造現場の訪問と理解
滋賀県のコクヨ工場にて製造ラインや技術的制約を学習。「作りたいもの」と「作れるもの」の狭間で葛藤しながら仕様を策定しました。

▼プロトタイピングの反復
「誰の、どのような課題を解決するのか?」を問い続け、コクヨの方々とともに何度も試作と議論を重ねて、商品化に辿り着きました。

こうしたプロセスを経て、学生の斬新なアイデアと、コクヨの長年のものづくりの知見が融合し、2種類のキャンパスノートが誕生しました。

■開発された2つのキャンパスノート

①探究のプロセスを可視化する「キャンパスノート<探究をデザインする!とれるノート>」

中高生の「探究学習」をサポートするために考案されたノートです。
探究学習のサイクルである「発散、収束、思い出し」をサポートする中紙設計となっています。ノートの小口側にはミシン目で切り取れる「しおり」機能付きの縦長のスペースを設けています。切り取ったしおりを教科書に挟むことで、重要な内容をストーリーとして整理する手助けをします。

キャンパスノート<探究をデザインする!とれるノート>表紙と中紙

探究学習のプロセスに適した中紙デザイン

▼企画した学生のコメント

米田和叶(よねだ わかな):1年生
「神山まるごと高専に入学して初めて挑戦した商品開発プロジェクト。試行錯誤を繰り返した時間は、私にとってかけがえのない財産です。当初は『英語学習ノート』のアイデアから始まりましたが、チームで議論を重ねる中で、より広い学びを支える『探究をデザインする!とれるノート』という形に辿り着きました。ヒアリングやアンケートを何度も行い、私自身がこの学校で学んだことを活かして、『自分に合った学びを見つける』という視点を詰め込んでいます。途中、商品化が危ぶまれる時期もありましたが、コクヨの皆様をはじめ多くの方々に支えられ、無事に実現することができました。工場見学や開発担当者の方からのアドバイス、広報や価格設定の学びなど、得られた全ての経験に感謝しています。このノートの使い方は無限大です。ぜひ、自由な発想で手に取っていただけたら嬉しいです!」

②仲間との学びを演出する「キャンパスノート(用途別)<NICONOTE>犬・猫」

「学校で友達とおそろいにしたい」という小学生女子のニーズに応えるために企画されたノートです。犬・猫をモチーフにしたデザインで、動物の種類や目線、糸電話など、さりげないおそろい感を演出する表紙デザインを採用しました。付属の「表紙をデコれるシール」で、自分好みのおそろい感をさらに楽しむことができます。このノートは、クラブ活動をしていたときに、仲間とどうすればうまくなるのかをずっとノートで意見交換していたという学生のリアルなエピソードから、「仲間と繋がりながら学びたい!」というコンセプトのもと作られました。

キャンパスノート(用途別)<NICONOTE>犬

キャンパスノート(用途別)<NICONOTE>猫

▼企画した学生のコメント

市川和(いちかわ やまと):3年生
「このプロジェクトは、全体のマネジメントを担いながら、自らアクションを起こし意欲的に取り組んだため、非常に思い入れがあります。私が企画・制作したNICONOTE(ニコノート)』のコンセプトは“おそろいノート”です。小学生の頃、クラスの女子の間で流行った『文房具をおそろいにする』文化に着目しました。ペンや筆箱はおそろいがあるのに、ノートにはそうした商品がないと気づいたことがアイデアの原点です。制作にあたっては、市場調査や工場見学に始まり、紙の選定、プロモーションなどコクヨの社員の方々から専門的な知識を直接学び、感覚だけでなく論理的に企画を深めることができました。表紙デザインも『一つひとつの要素に意図を持つ』ことを意識して自らイラストを描き、可愛らしさと考えた意図を両立させています。約1年にわたり貴重な機会をくださったコクヨさんには感謝の気持ちでいっぱいです。小学生だけでなく、家族・パートナー・友人など誰と買っても楽しめるノートです。ぜひ手に取ってみてください!」

【販売情報】

  • 発売予定:2026年2月4日(水)
  • 取り扱い店舗:全国の一部文具取扱店およびオンラインショップ (※店頭展開日は店舗により異なります。詳細はコクヨ公式サイト等をご確認ください)
  • メーカー希望小売価格(税抜):
    <探究をデザインする!とれるノート>:290円
    <NICONOTE>:273円

■今後について

神山まるごと高専は、今後もコクヨとのパートナーシップを深め、教育と社会の境界を溶かすような共創プロジェクトを推進します。学生たちの柔軟な発想と企業の知見を掛け合わせることで、社会に新たな価値を問いかけ続けます。

■コクヨ株式会社について

コクヨは、「自律協働社会」の実現に向け、文具や家具にとらわれない事業領域の拡張を推進しています。2021年に神山まるごと高専へ企業版ふるさと納税を通じた寄付を行い、開校時よりプログラムパートナーとして参画。社会課題解決を担う人材育成を支援しています。 ウェブサイト: https://www.kokuyo.co.jp/

「神山まるごと高専」について

神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した 5年制の私立高等専門学校です。「テクノロジー × デザイン × 起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指しています。

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■報道関係のお問い合わせ先
神山まるごと高専
広報担当(大西・蔵本)
Mail:  pr@kamiyama.ac.jp

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