神山まるごと高専の文化祭「まるごと祭2025」の見どころを発表 ーまるごと祭初の公式アプリと伝統行事「棒搗き(ぼうづき)」の再現に挑戦ー

私立高等専門学校 神山まるごと高等専門学校(以下、神山まるごと高専)は、10月25日、26日に開催する高専祭「まるごと祭 2025」の見どころを発表しました。今年で3年目を迎える本イベントでは、学生が開発を手がけた公式アプリが初登場し、10月上旬より一般提供を開始予定です。アプリには、AIで若返るデジタル学生証、キャッシュレス決済、会場MAP案内といった機能が搭載され、来場体験を大きく進化させます。さらに、神山町の地域住民と連携し、伝統行事「棒搗き(ぼうづき)」を本来の形式に近いかたちで再現し、2日間にわたり披露します。
■ まるごと祭とは
まるごと祭は、モノづくりの力とコト起こしの力を集結させ「テクノロジーで、感動を届ける」神山まるごと高専の特別な祭典です。テクノロジー体験展示、アート作品、授業成果物、地域の方々と共につくるコンテンツ、神山まるごと高専生になれる体験、物販・飲食、ステージ発表など、五感をくすぐる多彩なプログラムがそろいます。
■ まるごと祭2025初の注目コンテンツ
まるごと祭公式アプリ
3年目の今回、初めてまるごと祭公式アプリを学生が開発し提供します。10月上旬よりアプリの提供を開始する予定です。学生が日々学習するテクノロジーとデザインの経験やスキルを活かして、まるごと祭を楽しむための多様な機能を提供します。
<主な機能>
- AIによって15歳に若返るデジタル学生証
まるごと祭では、来場者全員が神山まるごと高専生になる体験をします。その一環として、撮影した写真をAIによって15歳の頃のように若返らせてアプリ内でデジタル学生証を作成します。来場者ごとのパーソナライズされた体験を提供します。
- キャッシュレス決済
まるごと祭の店舗において、キャッシュレスで支払いができる機能を提供します。来場者のスムーズな支払い体験と出展者の売上把握や管理の手間を削減することを目指します。
- MAP案内
まるごと祭の会場の案内をアプリ内で実施します。どこでどのような企画やコンテンツがあるのかを表示します。
地域の伝統行事「棒搗き」を神山町民と学生が再現
「棒搗き(ぼうづき)」とは、神社や仏閣などの建築前に地盤を固めるために行われていた神山町の伝統的な神事です。32人が重さ約100kg、長さ7~8mの松の木の棒を綱で引き、地面に落として地を固めます。後に、どれだけ高くまっすぐ上げられるかを競う競技となって神山町の地域の人に愛されました。しかし、現在では神山町の一部地域(上角地区)で簡易的に行われているのみとなっています。そこで今回のまるごと祭では、地域の方々と学生が協働し、高さ約3mの櫓に、約8mの木を設置し、本来の形式での再現を行います。地域の伝統を楽しみ、後世に伝えていくことに挑戦します。
■ #まるごと祭今すぐ予約キャンペーン
見どころの発表を記念して、9月25日(木)〜10月5日(日)の間に予約をした方へ、当日来場時に非売品の特別ステッカーをプレゼントするキャンペーンを開始します。