神山まるごと高専の学生が「サイエンスキャッスル2024 大阪・関西大会」において、最優秀賞を受賞しました。

「サイエンスキャッスル2024 大阪・関西大会」は中高生研究者が集まり、自らの研究を発表し議論し合うアジア最大級の学会です。
権威ある学会で、本校学生の中学校一年時より始めた「鶏卵殻を使用したうずらの人工孵化」の研究を評価いただきました。

本校の学生がこのような賞をいただくことができ、嬉しく思います。

■テーマ
鶏卵殻を使用したうずらの人工孵化方法の検討

・研究概要
うずらの胚を観察するため、鶏卵殻を使用した簡易な人工孵化方法を検討し、従来のラップ法より容易に孵化を可能としました。

・受賞者
藤原 雪愛

・受賞結果
最優秀賞

■学生のコメント
中学生時代、周囲の影響でペットを飼いたいと母に懇願し、うずらなら良いと飼い始めました。はじめは、学校の自由研究として生体を調べていましたが、孵化の過程に興味を持ち、特別な器具を用いずに観察する方法はないかと考えたのがきっかけです。

研究で用いる材料は、特別な器具は使用せず、市販の卵や市販のポリメチルペンテン製のラップなどといった身近なもので行い、最終的には全国の小中学生が同じ研究を行えるようにするのを目標にしています。
サイエンスキャッスル2024 大阪・関西大会の詳細はこちらをご覧ください。
https://s-castle.com/archive/kansai/