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プレスリリース

神山まるごと高専の学校長に、 聖光学院校長補佐・経済産業省教育産業室長を歴任した五十棲浩二が就任

神山まるごと高等専門学校は、この度学校長に、五十棲浩二(いそずみ こうじ)が就任したことを発表します。五十棲は聖光学院(神奈川)校長補佐、経済産業省 教育産業室長等を経て2024年9月7日に学校長に就任し、自身の経験を活かし、本校が掲げる育てたい人物像である「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成に向き合います。
なお、これまで校長を務めてきた大蔵峰樹は、引き続きIT教育担当の理事として学校経営に携わり、本校のものづくり文化をリードします。

 

■新学校長就任の背景
神山まるごと高専は、現在は2学年分の80名を超える学生が在籍し、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」をカリキュラムの土台としながら、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成に向けて、日々学校運営を行っています。

開校から2年目となり、さらなる教育の充実を目指し、2024年4月には副校長としてNPO法人ETIC.創業メンバー鈴木敦子が着任するなど神山の教育現場での体制強化を図ってきました。神山まるごと高専における学校長は、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」を軸としたカリキュラム教育と、徳島県神山町における全寮制を軸とした生活の中での学びを統合させ、教育現場で働くスタッフ(教員および職員)をマネジメントする重要なポジションです。教育現場である神山町に居住地を移し、学校運営にコミットする学校長としてこの度、五十棲浩二を学校長として迎えることとなりました。

なお、初代校長の大蔵は引き続き理事として学校運営に携わります。本校の特徴の1つでもあるITおよびものづくりに関連した、IT教育担当の理事として、カリキュラム構築や学生とのプロジェクト支援などを担います。

 

■新校長 五十棲浩二について
この度学校長となる五十棲浩二は、経済産業省でエネルギー・環境、ヘルスケア、IT等の分野の政策立案に取り組み、経済産業省を退職した後は、母校である私立・聖光学院中学校・高等学校において校長補佐と英語・現代社会の教諭を務めました。また、現在も慶應義塾の博士課程に在籍し教育データを活用した研究を行っているほか、学校勤務後に民間人採用により再び経済産業省に戻り教育産業室長として教育改革に取り組むなど、教育現場・研究・行政と複数の領域を越境しながら教育に関わってきました。
このように、五十棲浩二は、教育分野においてアントレプレナーシップを発揮し、ミクロ・マクロそれぞれの側面から教育に向き合ってきました。この経験を活かし、本校において、カリキュラムや生活の中での学生の学びをさらに充実させ、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成に向き合います。

今回の学校長交代に際して、理事長寺田親弘、前校長大蔵峰樹、新校長五十棲浩二の三者による対談をnoteにまとめています。ぜひご覧ください。
https://kamiyamakosen-edu.note.jp/n/n7002c7c5aad7

 

■略歴
氏名: 五十棲 浩二(いそずみ こうじ)
役割: 学校長
生年月日: 1977年11月19日
最終学歴: 米国ジョージタウン大学(MBA)
出身地: 三重県
略歴:
2001年経済産業省入省。経済産業省のほか内閣府・環境省で勤務。経済産業省を退職し、母校である私立聖光学院中学校・高等学校(神奈川)で校長補佐・教員として約7年間務める。慶應義塾大学特任講師等を経て、2022年7月より民間人採用として経済産業省に復帰(教育産業室長)。大学時代からアウトドア活動を楽しみ、国内外での登山経験のほか、カナダ・ユーコン川をカヤックで2週間単独で下った経験も持つ。米国ジョージタウン大学MBA。

 

■就任を受けて 学校長・五十棲 浩二 コメント
「この度、学校長として神山まるごと高専に参画をすることになりました。日本の地方からテクノロジーとデザインの力でイノベーションを担う次世代を育てる、しかも企業からの支援を受けて学費無償を実現した高専を新たに創っていく、という挑戦に参画できることを嬉しく思います。この新しい学校でスタッフ・学生とともに挑戦を続けていくことを通じて『社会は変えられない』という空気を変えていきたいと考えています。
学校の主人公は、そこで学ぶ学生たちであり、学生たちがともに学び合い、刺激を与えあってお互いを高めていく環境を創ることが重要です。企業、NPO、大学や高専、中学・高校等と多様なバックグラウンドと強みを持ち、熱い思いを持って参画しているスタッフと力をあわせ、学生と大人が一緒になって学び合う環境を神山という町の中で創っていきたいと考えています。」

 

■新校長就任を受けて 理事長 寺田 親弘コメント
「今回、教育業界を経済産業省そして、学校現場の両面から開拓してきた五十棲さんが本校の校長に就任することは、本校が『テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校』にさらに近づき、そして『モノをつくる力で、コトを起こす人』への探究の歩みを進めるものであると捉えています。経営体制がさらに強くなった、これからの神山まるごと高専の取り組みにも、ぜひ期待をしていただければと思います。」

(以上)

■「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した 5年制の私立高等専門学校です。神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指します。

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■報道関係のお問い合わせ先
神山まるごと高専
広報担当(小池・矢野)
Mail: pr@kamiyama.ac.jp

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