神山まるごと高専1年生が、NHK Eテレ「マッシュアップ・ビジネス」 マッシュとアップのキャラクターデザインを担当
私立高等専門学校 神山まるごと高等専門学校の1年生 藤原六花さんが、NHK Eテレ「マッシュアップ・ビジネス かけあわせが世界を変える」のファシリテーターキャラクターであるマッシュとアップのキャラクターデザインを行いました。なお、マッシュとアップは洗濯ネットをモチーフとしたキャラクターで、番組中の声はお笑いコンビ令和ロマンが担当しています。
■キャラクターデザインを行なった背景
神山まるごと高専は「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校」をコンセプトに、「モノをつくる力で、コトを起こす人」を育成しています。神山まるごと高専のそのようなコンセプトに共感をいただき今回、NHK Eテレより制作の問い合わせ相談をいただきました。本校は、実践的な学びの場の創造を大切にしています。今回の依頼は本校学生が実際のプロジェクトを通じて成長する機会であると考え、参加希望の学生を募ることになりました。
希望学生のうち選考の結果、本校2期生でデザイン・エンジニアリング学科1年次に在籍をしている、藤原六花さんがデザインを担当することになりました。藤原さんはNHKとの打ち合わせを繰り返し行いながら、パペットとして作った時に実現可能かどうかというフィードバックに向き合いました。
■藤原六花さんのコメント
「今回デザインしたマッシュとアップは、みんなに愛してもらえるキャラクターにしたいと考えてデザインしました。NHKのマスコットキャラクターであるどーもくんのように、表情は少なくとも、あのつぶらな瞳でかわいさを表しているのがすごいと思い、そこを目指すことができるように取り組みました。マッシュとアップは令和ロマンさんが声を担当すると聞いていたので、実際に令和ロマンさんについて調べ、彼らのファンである友人にも意見を聞きながら試行錯誤しました。
みなさんに見てほしいポイントは、口元のチャックの部分です。歯の大きさなどがマッシュとアップで違うようにデザインしました。そしてチャームポイントは、チャックを閉めるファスナーの部分です。そこは、手に見えるよう意識していて、あえてぶらんぶらんさせていることで、金魚のひれのようなかわいい感じを出そうと頑張った部分なのでぜひ見ていただきたいです。
NHK Eテレ様には制作過程から色々なフィードバックをいただき、この番組と関わることできて、新たな発見や視点を持つことができて、今後の自分のプロジェクトに活かせれるようなお話まで聞かせていただきました。このような機会をいただけたことをとても感謝しています。」
■制作過程
初期のラフ案
ビジネス談義に花が咲くコインランドリーという「マッシュアップ・ビジネス」の番組の舞台イメージに合わせて、洗濯ネットをモチーフにしました。
キャラクターの配色案
配色に悩んでいた時は先輩に相談しました。先輩である一期生はグラフィックデザインの授業で「明度と彩度」を直近学んでおり、「明度と彩度を合わせて配色を考えて見たらどうか」と具体的なアドバイスをもらい実行しました。
最終決定案
左がマッシュ、右がアップ
2つとも洗濯ネットをモチーフにしたキャラクターではあるが、口元のチャックの大きさやデザインを変更して個性を出しています。チャックを閉めるファスナー部分は、手をぶらんとしているように見せて可愛らしい印象を表現しました。
実際の収録で使用したキャラクター
■「マッシュアップ・ビジネス かけあわせが世界を変える」とは
なぜかいつもビジネス談義に花が咲くコインランドリー。きょうも令和ロマンがおこまりごとに頭を抱えている。彼らのおこまりを解決するヒントが、実は「ビジネス」にあるらしい?毎回、令和ロマンが演じる洗濯ネットのキャラクター「マッシュ」と「アップ」が、ビジネスになじみのないゲストに、積み木をつかって、実在するビジネスを、やさしーく見える化。さらに、専門家の視点を借りて、他でも使える「しくみ」や「ワザ」など、プロが“うまい!”とうなるビジネスの秘密を紹介。コインランドリーに集まった、ビジネスの玄人も素人も、みんなでビジネスのおもしろさを掘りおこす、井戸端ビジネストークバラエティ。
次回再放送:8月10日(土)20:00~20:29
番組サイト
■「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校する 5年制の私立高等専門学校です。神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指します。
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