私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、このたび関西財界セミナー賞2024において（主催：関西経済連合会と関西経済同友会）において、特別賞を受賞したことを発表します。

■受賞での評価点
2023年4月に19年ぶりの新設高専として徳島県神山町に開校し、テクノロジー、デザイン、起業家精神をカリキュラムに取り入れ、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成に取り組んでいる。

経済に左右されず教育を受けられる学校を目指しており、11社のスカラーシップパートナー企業からの出資および、寄付を受けて独自の給付型奨学金で学費無償化するなど、特色のある制度を設けている。また、高等専門学校では通常男女比が偏りがちであるが、同校の男女比は現在１：１となっており、将来的な女性エンジニアの活躍機会の創出にもつながる取り組みである。

全寮制の学校として、学生のみならず教員スタッフも一体となって現地に移り住み、地域の関係人口増加や知名度向上にも貢献しており、企業版ふるさと納税に係る大臣表彰を受賞するなど、地方創生のロールモデルとしても評価されている。

改めて神山まるごと高専に関わっていただいたすべての方々に感謝をお伝えするとともに、100年続く学校として精進してまいります。

■関西財界セミナー賞とは
関西全体の競争力強化や、地域の活性化に寄与することを目的として、2005年に設けられました。「関西において、優れた技術やビジネスモデルを持ち、独自性を活かして関西の活性化に貢献している企業・団体・個人など」を表彰しています。

■「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した5年制の私立高等専門学校です。 「テクノロジー × デザイン ×起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の 育成を目指します。