神山まるごと高専の奨学金基金へ、 Sansanと創業者の寺田親弘が拠出・寄付を実行
私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、同校の学費無償化を目的とした「スカラーシップパートナー」に、Sansan株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 / CEO 寺田親弘、以下Sansan)と同社創業者の寺田親弘が参画することを発表します。Sansanおよび寺田親弘はそれぞれが独自に拠出・寄付を行い、合計額10億円を「一般社団法人神山まるごと奨学金基金」へ支援し、 奨学金基金実現に貢献します。
今回の参画により、神山まるごと高専が計画するスカラーシップパートナーへの参画企業は11社になり、全校生徒の学費の実質無償化が達成しました。
■Sansanの参画に込めた思い
Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに、「ビジネスインフラになる」をビジョンに掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。同社は2010年より、当時は珍しかったサテライトオフィス「Sansan神山ラボ」を徳島県神山町に開設し、社員が常駐勤務をするほか、集中議論や研修で活用するなど、自社の生産性向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきました。
Sansanと深い関わりのある神山に開校する神山まるごと高専においては、同社の地域社会・NPO・従業員と取り組むサステナビリティ活動「NEXT」の一環として、2021年に「神山まるごと高専支援室」を立ち上げ、設立をサポートしていました。2023年4月の開校を間近に控え、今後はさらに取り組みを拡張し、学校運営を後押しします。
社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」を生み出す学校を支援することで、同社ミッションである「出会いからイノベーションを生み出す」を神山でも実現していくとともに、神山まるごと高専がビジネスインフラとして未来のイノベーターを創出していくことを支援します。また、将来的にこの学校が輩出する卒業生・起業家に同社のサービスが活用され、さらなる出会いとイノベーション創出につながっていくことを期待しています。
■スカラーシップパートナーの詳細と設置背景
2023年4月に開校予定の私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指しています。同校では、良質な教育を提供すべく教職員を取り揃えており、かつ私立の高専であるため、学生一人当たり年間200万円ほどの高額な学費がかかってしまいます。
経済状況に限らず目指せる学校を目標とする本校において、学費の存在で入学を諦めることがあってはならないと考え、奨学金基金と長期的な寄付によって学費の無償化を実現する「スカラーシップパートナー」を立ち上げることを決めました。
2022年1月に構想を発表(※1)し、3月にはスキーム(※2)を発表しました。神山まるごと高専ではこの構想の早期実現を目指し、引き続きスカラーシップパートナーへの参画企業を募ります。
【奨学金基金のスキーム図】
※1神山まるごと高専(仮称)が、2023年度入学 第一期生の学費無償化を目指す
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000049229.html
※2神山まるごと高専(仮称)が、日本初となる奨学金基金スキームを公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000049229.html
(以上)
■Sansan株式会社について
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。
■「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校する 5年制の私立高等専門学校です(認可申請中)。 「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の 育成を目指します。