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お知らせプレスリリース

神山まるごと高専の奨学金基金が完成 全学生を対象に、学費無償の私立学校が実現 〜11社の企業が参画〜

私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、かねてより目指していた、学費無償化に向けた奨学金基金の組成が完了し、同校に入学する学生たちを対象として学費が実質無償になることを発表します。
1学年44名の学生に対して、奨学金基金に拠出および寄付を行う、11社の民間企業(スカラーシップパートナー)が決定しました。

奨学金基金設置の背景
2023年4月に開校する「神山まるごと高専」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指しています。同校では、良質な教育を提供すべく教職員を取り揃えており、かつ私立の高専であるため、学生一人当たり年間200万円ほどの高額な学費がかかってしまいます。

経済状況に限らず目指せる学校を目標とする本校において、学費の存在で入学を諦めることがあってはならないと考え、奨学金基金と長期的な寄付によって学費の無償化を実現する奨学金基金の実現に向けて、奨学金基金に寄付や拠出を行う「スカラーシップパートナー」の募集を、2022年1月に開始しました。2022年3月には、具体的なスキームを発表しています。

■奨学金基金の仕組み
今回の奨学金基金は、1社10億円の拠出を非営利徹底型法人である「一般社団法人神山まるごと奨学金基金」へ実行するか、もしくは、学校法人神山学園へ寄付いただくことにより完成しました。構想発表から約1年半の期間を経て、国内を代表する様々な企業へお声かけをさせていただき、双方目線のあった企業様に参画をいただいています。

 

・拠出の場合
企業に「一般社団法人神山まるごと奨学金基金」に10億円を拠出いただきます。神山まるごと奨学金基金は、投資会社に集まった資金の運用を委託。運用によって上がった運用益を、そのまま学校法人神山学園に寄付いたします。神山学園は、その資金を学生に奨学金として給付します。

・寄付の場合
民間企業からの寄付で、本パートナーに参画する場合は、学校法人神山学園に寄付をいただき、その資金をそのまま学生に奨学金として給付します。

なお、寮費については世帯の年収に応じた奨学金を別途提供する予定です。

 

■今後について
開校後は、各学年4名ずつ、各企業の名前を冠した奨学生が生まれます。44名の学生を11社で対応します。例えばSansan株式会社の奨学生は、「Sansan奨学生」のように名称付けられます。各企業の奨学生はその企業たちと5年間を通じた研究活動を行い、学びを共に深めていただきます。初年度は、「企業理解」をテーマとしたアクションを行い、年次を経るごとに難易度を上げ、最終学年時には企業との共同した研究や新規事業の開発などを実行することを想定しています。

 

■参画企業一覧(50音順)
次の11社の企業が、スカラーシップパートナーとして本校の奨学金基金組成に協力いただいています。

  社名 参画発表日
1 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 2022年6月27日
2 Sansan株式会社 2023年3月9日
3 セコム株式会社 2023年3月9日
4 株式会社セプテーニ・ホールディングス 2022年9月6日
5 ソニーグループ株式会社 2022年9月6日
6 ソフトバンク株式会社 2022年9月6日
7 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 2022年6月27日
8 富士通株式会社 2022年12月12日
9 株式会社MIXI 2022年9月6日
10 株式会社リコー 2023年3月9日
11 ロート製薬株式会社 2022年12月12日

 

奨学金についての詳細についてはこちらをご参照ください。

https://kamiyama.ac.jp/guidance/tuition/

 

■奨学金基金組成にこめた思いとは。その困難とは。 note記事を公開
今回の奨学金基金の組成を推進したのは、本校理事長寺田と、パートナー担当の長谷川でした。どのような取り組みや背景があったのか。取材しnote記事にまとめていますので、ご覧ください。

https://kamiyamakosen-edu.note.jp/n/n6182a3b46ba6

また、各社代表と理事長寺田との対談noteを準備中です。随時公開してまいります。

(以上)

「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校する 5年制の私立高等専門学校です。 「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の 育成を目指します。

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